彼女は微笑みの国へ☆彡

近所で、海外で暮らしたいといって、その国の言葉を
犬の散歩をしながら、公園のベンチに座って、勉強をしていた
60代くらいの女性がいました。

微笑みの国へ(#^.^#)
ご主人が亡くなって、子供たちはもう独立していたので
いよいよ実行に移しました。
何度も現地へ行って、知り合いも作り、家も探して、
いよいよ出発。と決まったら、向こうの国に犬や猫を連れていけなくなったことを知りました。
(以前は大丈夫だったそうです。)
猫は娘さんの家に、犬は、いよいよ出発が決まった頃
他所の家に引き取られていきました。
その犬は、中型犬の雑種でした。
でも優しくて、人の心がわかるような女の子の🐶でした。
寝るときは家ですが、昼は外で、門でドッグランのようになっていたので
近所の中学生の女の子が、いつも、犬に話しかけていて
時には、犬の散歩させてもらっていました。
私も、その犬とまろが仲かよかったので、よく一緒に散歩させてもらいました。
少し前から、人に譲るって言っていたので、いつか、いなくなるとは思っていましたが
ある日曜日のお昼ごろ、まろが車の音で、何か気が付いたようで
家にいた、まろが、急に騒ぐので、急いで外に出たら
その犬が、知らない車に乗って、他所の家に行くところでした。
まろが行くな!って言うように、普段あまり、なかないのに
車が去っていくまでないていました。
犬は、何かわかっているように、ただ女性を見つめて
クルマに乗せられて行ってしまいました。
そのすぐあと、中学生の女の子がお母さんと買い物に行った帰り
その家の庭のところで、犬の名前を呼んでいましたが
もう、いないのよ。と言われ
笑顔で名前を呼んでいた女の子が、急に泣き出したのを忘れられません。
もう7・8年くらい前の話です。
その女性の家は、しばらく人に貸していましたが、
その人が引っ越してしまった後、今、更地になって売り出されています。
彼女は、もう微笑みの国へ行ったまま帰ってこないのでしょう。



あなたが幸せになりますように☆
見に来てくれてありがとう♪

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